田舎に移住。私が感じた子育てのメリットとデメリット




よく「子育てするなら田舎が良い」「田舎はのびのび育てられそう」などと言われていますよね。地方に移住する子育て世代も増えていて、実際、私の住む地方にも多くの移住者がいます。

実際5年間暮らしてみて、3歳の子供を育てている私が感じたことを正直に書きました。

私の場合ですが産まれてから結婚するまで都会で育ち実家を出たことがありませんでした。小さい頃は田舎暮らしに憧れがあり

ふくこ
野菜作ってのんびり暮らしたいー

なんて軽い気持ちで憧れ程度に考えていました。ところが結婚後、主人が実家に戻ると言うので軽い気持ちでついて行ってから中々大変な日々を過ごしています。

私の暮らす場所
○スーパーやコンビニ、保育園などの町に出るまで15㎞(信号ない道を車で15分くらい)
○住んでいる場所は10件程の集落で田んぼや山に囲まれている
○洋服を買ったりや家電を買ったりするには車で1時間30分くらい
○私の親は車で6時間程の場所に住んでいて遠い

ふくこ
3歳までの子供を育てていた時に感じた事なのでこれから住んでみて、もっとメリットやデメリットが出てくるかと思います。

田舎で子育てのメリット

無農薬野菜などたくさんもらえる

田舎暮らしの野菜田舎暮らしの定番!野菜をたくさん貰えます。

採れたてでとっても美味しいです。夏はきゅうり、トマト、なす、すいかなどなど、冬はキャベツ、白菜、たまねぎ、さつまいも、じゃがいもなどなど多くの野菜を貰えました。

ふくこ
貰えるのは嬉しいのですが掘りたてで土だらけで洗わなければいけません。新生児をおんぶや抱っこしながら外の水道で大量の野菜を洗う、これ実はけっこう大変でした。笑

知らない人も優しい

全く知らない人でも子供の事や私のことを知っていて(笑)「○○ちゃん大きくなったね」と声を掛けてくれたり「○○ちゃんにお土産よ。」とおもちゃをくれたりみんなとても優しいんです。

私が移住してきて子育てで辛そうなのを分かってか、優しい人が多くて本当にありがたかったです。

多少うるさくても大丈夫

子供の夜泣きって何をしても泣きやまなかったり途方に暮れることありますよね。

今住んでいる場所は夜泣きしたり騒いでも横の家が遠いので迷惑にならないです。

夜泣きの時は子供の泣き声にだいぶやられるので、少し自分の心を落ち着かせる為に安全な部屋に泣いている子供を放置して聞こえない場所へ行き冷静になってから戻るという事もしてました。

マンションやアパートに住んでいたら夜泣きで周りの人に迷惑をかけてたと思います。

また「虐待かな?」と通報されていいたかもしれません。

ふくこ
実家帰省時に実家はマンションでうるさくしすぎて下の階の人に1回注意された事があります。マンションは下の階の人に気遣いが大変ですね。。
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デメリット

小児科が少ない

小児科が少ない、私の住む町は小児科専門医はいません。また夜間小児科救急は車で1時間30分ほどかかります。これはとても辛いです。

熱けいれんなどが怖いので、在宅で働いている今は子供が疲れている時などはなるべく家で一緒にゆっくり休むようにしています。

急な来客が多い

本当はありがたい事なのですが「野菜持ってきたよー」など急な来客が多く、勝手に家に入って来るのでとても困りました。。

例えばやっと寝かしつけてほっと一息している時に「野菜あげるー!」ガラガラ!と扉を開けて来るので寝かしつけた子供を起こされた時は絶望的でした。。なんせ寝付きの悪い子で夜泣きもひどかったので。寝かしつけて起こされて、機嫌悪くなって「あわあわあわ~」ってことがたーくさんありました。

ふくこ
これは誰も悪くないし来てくれるのは嬉しいのだけどどこにも気持ちをぶつけられずモヤモヤしていました。旦那にはこの気持ちをぶつけまくり旦那にはかわいそうなことをしたと思っています(笑)

これが続いてからは、扉に「子供が寝ているので用事がある方は携帯○○○-○○○○に電話下さい」と記載していました。(近所の人には「なんだこいつ」と思われていたかもしれません(汗)

散歩しても話し相手がいない

散歩しても人がいなさすぎて私の気晴らしにならなかったです。話し相手がいなさすぎて散歩中に誰かに会ったらずっと話していたくなり出会った人が帰ろうとしたら「まだ行かないでくれー」と思っていました(笑)。近所に90歳の痴ほう症のおばあさんが息子と暮らしているのだけれど、よくそこに行っておばあさんとお話していました。

ふくこ
10秒おきに「あなたはだれだい?」と聞いてくるのですが話し相手がいる事が本当に嬉しかったです。おばあさんにはとっても救われました。

 

休日は地域の清掃活動などの集まりが多い

平日は子供とワンオペで過ごし、やっと主人がお休みで2人で面倒を見れると考えていても「清掃活動」「防災訓練」などの行事が多すぎて1週間ずっとワンオペな事が多く、当時はとっても辛かったです。3歳になった今は一緒に参加出来ていますが新生児の時は一緒に参加も出来ず、ワンオペが続く事が憂鬱でした。

徒歩圏内で行ける所はなく車移動も大変

どこへ行くにも車が必須(スーパーや病院、保育園などの町まで車で15㎞)なので子供の為にというか自分の気晴らしの為に児童館などへ行くのも(児童館は車で40㎞くらいありました。。)とっても遠かったです。

田舎に移住。私が感じた子育てのメリットとデメリットまとめ

新生時の時は子供と2人きりでかなり病んでいましたが、子供が外遊びをするようになり、子供にとっては最高の環境だと考えています。

自然がたくさんあり、外で走り回れるし夜は星がきれいだし川もキレイで砂遊びや川遊びをしたり。車も来ない農道なので小さい子供が歩いてても車の危険がありません。

以前、私の実家に2週間ほど帰省した時に私は

ふくこ
やっと実家に帰れた。幸せすぎる~~~

と思っていたのですが子供は1週間くらい実家に滞在すると「早く家に帰りたい」と言うようになりました。

そうだ、子供にとって1番落ち着くのは田舎の家でそこが安心できる家なのだと感じ子供にとってはこの田舎が故郷できっと大好きな町になるんだろうなと考えると私もここで暮らしメリットをもっと見つけていきたいと考えています。

ただ私はやっぱりまだ慣れなくて辛くなる時はあるけど、そんな自分の辛い気持を大切にして無理せずにやっていこうと思っています。

ふくこ
ゆっくりで良いと思います。自分の気持ちを大切にして頑張りましょうね。
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